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WebMaster Tools からダウンロードできるCSVの変動率に注意
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変動率付きのCSVデータは過去30日以内にしか存在しない
WebMaster Toolsのクエリデータを使って分析をしてみようと始めてみたもののデータを効率的に取得し分析に使うには手間がかかるなぁとしみじみと感じています。WebMaster Toolsは3ヶ月間だけクエリデータを保存しておいてくれるわけですが、期間指定によってCSVの項目に差があることを先ほど知りました。
過去のデータも取得して分析に使おうとすると直近1ヶ月のCSVデータ(変動率付き)と1ヶ月以上前のCSVデータ(変動率無し)には項目列に差があり、そのまま結合するとデータがおかしくなってしまいます。
項目列の違い
種類 | 列1 | 列2 | 列3 | 列4 | 列5 | 列6 | 列7 | 列8 | 列9 |
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変動率付き | 検索キーワード | 表示回数 | 変更 | クリック数 | 変更 | CTR | 変更 | 平均掲載順位 | 変更 |
変動率無し | 検索キーワード | 表示回数 | クリック数 | CTR | 平均掲載順位 | - | - | - | - |
データの整合性
1ヶ月以上前のデータを利用する場合は変動率付きのCSVに合うよう変更値ようの列を追加してやる必要があります。過去のデータも正確に把握したい場合は個別に過去のデータと比較してCSVを作るしかないですね。現実的なのは割り切ってデータの取得範囲を過去30日間に限定し、変動率付きのデータのみを定期的に取得していくことでしょうか。
Google Analyticsではダメなのか
Google Analyticsでも検索キーワードをチェックできますが、Google検索がSSLに対応した関係でGoogle Analytics上で検索キーワードを記録できなくなっています。Google Analyticsのオーガニック検索をチェックすると(not provided)
の割外がほとんどを占めていると思います。
検索クエリを正確に分析するには今のところWebMaster Toolsの検索クエリ情報に頼るしかありません。もう少し使い勝手が良くなってくれると良いのですが…Tableauなどのツールで補うしかありませんね。