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Webサイト立ち上げ時に忘れずにやっておきたいチェックリスト

    • Ryuichi Nonaka
    この記事は書かれてから1年以上経過しており、内容が古い場合があります。

    スタートアップや中小企業、個人で比較的小さなサイトを立ち上げる際に忘れずにやっておきたいことをリストアップしてみた。特定のサービスにフォーカスしているけれども個人的に使っているというだけで備忘録だと思ってくdさい。

    Google Analytics

    まずはGoogleAnalytics。立ち上げ時のアクセス状況は絶対に記録しておきたいところ。とりあえずタグを貼れば良いけれど、ウェブマスターツールとの連携や自身のアクセスをフィルタするような設定は必ずやっておきたい。

    • サイトの登録
    • プロパティ設定
      • ウェブマスター ツール サイトの有効化
      • ユーザー属性とインタレスト カテゴリに関するレポートの有効化
      • 拡張リンク アトリビューションを使用するの有効化
    • トラッキング情報
      • 参照元除外リストの確認
    • フィルタ
      • 自社からのアクセスをフィルタ
      • リファラースパムをフィルタ
    • メモ
      • サイトの立ち上げ日時を記録
    • カスタムアラート
      • 前日や前週と比較してアクセスの増加傾向をアラートする
    • レポート
      • 主要な情報を集めたカスタムレポートを作る
      • 日、週、月のアクセスサマリーレポートをメールで配信する
    • コンバージョン

    加えてRSSのからのアクセスを確認するためにRSSにはカスタムキャンペーンURL生成ツールを使ったURLパラメータを付けておくとRSSからの流入を把握できる。また、Google Analyticsのタグなどを管理するためにGoogle Tag Managerを使うのも良いですね。

    Google ニュース パブリッシャー センターへの登録(任意)

    ニュースサイトであればGoogle ニュース パブリッシャー センターへの登録をしておきましょう。

    WebMaster Tools

    WebMaster Toolsを使ってsitemap.xmlやRSSを登録して検索エンジンにサイトの更新情報を伝えましょう。サイトのクロール状況を把握するためにも設定は必須。

    • サイトの登録
    • sitemap.xmlの登録
    • RSSの登録
    • robots.txtの確認
    • サイトのクロール申請

    Webサイトのパフォーマンスチェック

    とりあえずPageSpeed Insightsを使ってPC/Mobileのパフォーマンスを確認。開発段階でもチェックするとは思いますが、サードパーティー製のJavaScriptなんかを使っていると本番環境でしかわからないこともあったりするので念押しのチェック。

    • PC/Mobileのパフォーマンスチェック
    • 致命的な問題があった場合には修正

    より詳しく調べたい時はWEBPAGETESTなんかが便利ですね。

    リンク切れチェック

    運用を開始する前に一度Link Checkerを使ってリンク切れをチェック。運用開始後はWebMasterToolsのクロールエラーをチェックしてできるだけURLエラーを減らします。

    Google Analytics等のタグが正しく動作しているか確認する

    気をつけなければならないのがGoogle Analytics等のタグが間違っていたり、カウント用の関数が2重に貼られていたりすると「めっちゃアクセスあるやん!」からの「解析に問題がありましたごめんなさい」となるので必ず間違いが無いかチェックしたい(一度やらかしたことがある)。そこで使えるのが公式に用意されているTag Assistant by Google

    このChrome拡張を使うとサイト内で設定されているGoogle AnalyticsやGoogle Tag Managerがどのように設定されているかを確認することができます。

    SNSへのシェアに問題が無いかチェック

    シェアされたときに意図した表示になっているか、文字は収まっているかなど注意点も多い。デバッガーを使って必ず確認しておきたい。OGPのキャッシュを消すためにも頻繁に利用する。

    SNSアカウントを作っておく

    後々IDが取れないとか問題を避けるためにも早めにSNSアカウントや専用のページ(Facebookページ等)を作っておく。とりあえず見た目だけ整えて更新情報をリンクしておこう。アカウントさえ作っておけばTwitter AnalyticsやFacebookのインサイトを使って解析の準備ができる。

    RSSが更新された時に自動でSNSへシェアするにはIFTTTが便利。MiddlemanやJekyllで生成したサイトのRSSも設定さえすれば自動でシェアするなんてことも簡単にできる。

    ダッシュボードを使ってサイトの状況を俯瞰して見る(任意)

    アクセス数やTwitterのフォロワー、Facebookのいいね!数、その他自作のAPIから情報を引っ張ってきて俯瞰して見るにはダッシュボードサービスを活用したい。少し高いがLeftronicがお勧めである。

    サイトの死活監視(任意)

    Amazon S3なんかを使っていればほとんど無いと思うがサイトの死活監視もしておきたい。 無料か安く済ませるならSite24x7、しっかりと行いたいならpingdomなんか良いんじゃないだろうか。

    メールマガジン(任意)

    気軽にメールマガジンを用意したいならMailChimpしかない(他を知らないだけ)規模が小さければ無料で使えるしなんと言ってもHTMLメールをリッチエディタで気軽に作れる。

    少し余計なことも混じっているけれどこんなところかな。

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