blog

デアゴスティーニ:週刊 マイ3Dプリンター シリーズデアゴスティーニ:週刊 マイ3Dプリンター創刊号を買ってみた

    • Ryuichi Nonaka
    この記事は書かれてから1年以上経過しており、内容が古い場合があります。

    デアゴスティーニ:週刊 マイ3Dプリンター、定期購読してみた。

    表紙

    デアゴスティーニwwいつできあがるの?廃刊になったらどうするの?割高だよね。と誰もが感じると思うけれどその上で定期購読してみることにした。創刊号は単品で届き、次号から偶数号と奇数号が2週間に1回、一緒に届くようだ。この記事では経過や補足的な情報をまとめて紹介していく予定。

    週刊 マイ3Dプリンター

    毎号付いてくるパーツを少しずつ組み立てて3Dプリンターを完成させるパーツ付きマガジンシリーズです。3Dプリンターの使い方や、3D出力(3D印刷)に必要な3Dデータをモデリング(作成)するためのソフトウェアの使い方も学ぶことができます。全55号(週刊)で完成(予定)します。

    週刊 マイ3Dプリンターで組み立てる3Dプリンター(idbox!)はbonsai lab.が開発しているBS01miniの派生製品(大人の事情)です。最大造形サイズは幅150mm、奥行き130mm、高さ100mm。入門には十分なサイズだと思います。

    「週刊 マイ3Dプリンター」の特徴

    3Dモデリングや3Dプリンターの知識は一切ないけれど、本誌は3Dプリンターの仕組みや組み立て、3Dモデリングについてのんびりと勉強したい方には良い教材だと思います。

    • ドライバーとレンチのみで簡単に組み立て可能!
    • 国内メーカーの設計・デザインならではの高信頼性!(ノズル詰まりなどのトラブルも起こしにくい)
    • フィラメント(樹脂素材)はPLA樹脂だけでなくABS樹脂にも対応!(ABS樹脂は研磨や塗装が可能で楽しみが拡がります)
    • マガジンではCAD、3DCGのモデリングを基礎から学べる!
    • 週刊で全55号なので、約1年で完結します!

    費用

    全55号(1年)で創刊号は999円、以降:1,998円(54号)合計:108,891円です。全く安くない…けっこうな投資です。安い3Dプリンターなら{{ “B00H7VEU0G” | amazon_product:‘パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 1.0’ }}が60,000円台、100,000円出せばもっと良いものが買えますし、1年後に完成となると気軽に品質の良いものが買えるようになっているかもしれません。

    2週間毎に届くパーツをのんびりと組み立ててその合間に仕組みや3Dモデリングの勉強を楽しみたい方で、1,2回の飲み代を3Dプリンタに回すぐらいの覚悟がある方であれば楽しめるんじゃないでしょうか。

    ちなみにBS01mini({{ “B00IYDDMCI” | amazon_product:‘BONSAI LAB 3Dプリンタ BS01+’ }})をすぐほしいのであればAmazonで99,800円で購入できます。

    BS01miniとidbox!の違い

    idboxは、BS01miniのPLA版が元になっており、大きく異なる部分としては、筐体がMDF板から透明アクリル板になっています。透明アクリル板になることで、MDF板に比べて湿気の影響(曲がりや膨らみ)を受けにくく、硬度もアルミニウムと同程度となるため、筐体の安定性や強度はより向上していると考えられます。また、内部の視認性がよくなるため、マイコンボードのLEDの動き(ノズル温度が規定値に達すると点滅する等)が見やすく、メカニカルな構造も理解しやすいです。ただし、アクリル板はMDF板にくらべ割れやすい性質のため、組み立てるときや取り扱いには注意が必要です。

    引用しましたが、BS01miniとidbox!の違いはこちらのBS01 wikiに詳しく紹介されています。

    買うべき人、買うべきでない人

    興味を持った方はここを読んで判断すると良いかと思います。 【追記あり】デアゴスティーニの週刊マイ3Dプリンターを買うべき人、買うべきでない人

    創刊号を購入したい方は現在在庫切れなので店舗で探すか2月中旬~下旬の再入荷を待つことになります。 {{ “B00QXGOFJW” | amazon_product:‘Amazonで探す’ }}

    創刊号の内容

    創刊号の内容はこちらに詳しく記載されています。本誌は4つ章で構成されています。

    1. 組み立てガイド
    2. 3Dプリンターの世界
    3. ベーシック講座
    4. 作って学ぶモデリングガイド

    創刊号に含まれるパーツ

    全55号なので、1回のパーツ量は非常に少ないです。本体のサイズは30cm * 30cm程度のスペースがあれば十分ですが1年間かけて組み立てるので1ヶ月分ぐらいのパーツがそろってからまとめて組み立てる方が効率的かもしれません。

    パーツ

    3Dモデリング

    創刊号では123D Designを使った物体の操作について体験します。 3Dモデリングで使用するサンプルは公式のサンプルデータダウンロードサイトからダウンロードできます。

    123D Designのダウンロード

    123D Designは公式サイトからダウンロードできます。Windows / Mac / iOS版があり、MacであればApp Storeからのダウンロードも可能です。

    完成イメージ

    創刊号のサンプルはとてもシンプルなものでPhotoshopやIllustratorを操作したことがあれば簡単だと思います。もちろん、全く操作したことがなくても説明をしっかり読めば問題ありません。

    完成イメージ

    コミュニティ

    コミュニティは公式の掲示板Facebookページがあります。

    また、idbox!の元となったBS01のコミュニティ日本製超小型3DプリンタBS01グループもチェックしておいても良いかもしれません。ただ、製品としては違うものであることを忘れずに。

    次号予告

    第2号1月20日(火)発売。定期購読の場合は奇数号で前号と合わせて配送のため今月末に届くことになりそうです。以上、創刊号の紹介でした。次回は123D Designか2号、3号が届いたときに紹介したいと思います。

    次号の紹介「週刊 マイ3Dプリンター 02号:3D CADでおもちゃの飛行機を作る

    参考サイト

    本誌の補足としてbs01 wikiは必読と言っても良いです。

    シリーズ

    1. デアゴスティーニ:週刊 マイ3Dプリンター創刊号を買ってみた
    2. 週刊 マイ3Dプリンター 02号:3D CADでおもちゃの飛行機を作る
    3. 週刊 マイ3Dプリンター 03号:3D CADでオリジナルペンスタンドを作る
    4. 週刊 マイ3Dプリンター 04号:マトリョーシカを作る
    5. 週刊 マイ3Dプリンター :創刊号から5号までの組み立て
    6. 週刊 マイ3Dプリンター 05号:携帯できる靴べらを作る
    7. 週刊 マイ3Dプリンター組み立て編 :6号・7号の組み立て
    8. 週刊 マイ3Dプリンター 06号:iPhoneケースを作る
    9. 週刊 マイ3Dプリンター 07号:オリジナルメガネを作る
    10. 週刊 マイ3Dプリンター 08号:円形状パターンで作る鳥かご
    11. 週刊 マイ3Dプリンター 09号:回転とくり抜きで作るティーポット
    12. 週刊 マイ3Dプリンター 組み立て編:8号から11号までの組み立て
    13. 週刊 マイ3Dプリンター 10号:組み立て式の携帯ハンガー
    14. 週刊 マイ3Dプリンター 11号:パーツを組み上げて作る丸テーブル
    15. 週刊 マイ3Dプリンター 12号:背もたれのついた椅子
    16. 週刊 マイ3Dプリンター 13号:メッシュ模様の小物2点
    17. 週刊 マイ3Dプリンター 14号:かわいいクマのクッキー抜き型
    18. 週刊 マイ3Dプリンター 15号:文字入りのブタの貯金箱
    19. 週刊 マイ3Dプリンター 16号:Nゲージのジオラマの家
    20. 週刊 マイ3Dプリンター 17号:Blenderでデフォルメした猫の顔

    コメント・フィードバック